乗り移り短編集
同級生に乗り移れ!
作:トゥルー
僕のクラスは、女子のランクが15人中15人ともに80点以上と言う、トンデモないクラスだ。
入学した時から、僕は彼女たち全員を『イタダこう』と、モンモンと妄想を膨らませていた。
普通なら、それも只の妄想で終わるんだろうけど――僕にはそれを、実現させる事が出来るヒミツがあったりする。
実は僕の家族は全員が全員とも超能力を持っていると言う、嘘のようだが本当のエスパー家族なのだ。
だから当然、僕にも人には真似できないヒミツの力があった。
それは――自分の肉体を離れ、自由に他人の肉体に乗り移る事が出来ると言うチカラだ。
こんなクラスにいて、その能力を使わない手はない。
僕は1日に1人ずつ、クラスメートの女子たちに乗り移っていく計画を立てた。
まずは当然クラス一、いや学園一の美女、我が学園の女王にして現生徒会長である、桐生まどかさんをイタダいちゃおう☆
僕は肉体から離れても安全なように、トイレに移動した。
個室トイレに入り、便座に腰掛ける。
鍵が掛かったのを確認し、静かに目を閉じた。
まどかさんは教室にいるハズだ・・・
僕の乗り移り能力は、相手が見知った人間で、尚且つその人が今どこにいるのかを把握していなければ発動しないと言う、少々面倒くさいチカラなのだ。
僕はまどかさんの姿を頭に思い浮かべながら、精神を研ぎ澄ませた。
すると、奇妙な浮遊感と共に僕の意識はみょい〜んと肉体から飛び出し、教室にいたまどかさんの体にみるみる接近し、そのまま入り込んでしまった。
ゆっくりと目を開けると――僕は確かに、桐生まどかその人となっていたのだ!
「ぃやったぁ・・・・!合体・・・・・・☆」
僕はまどかさんの声を使い、ガッツポーズを取った。
見下ろすと、まるでモデルのようなプロポーションの制服に包まれたまどかさんの体が、そこにあった。
教室を見回してみると、他の生徒はもう帰ったらしく、まどかさん一人しか残っていなかった。
どうやら人目を気にする必要もなく、じっくりとこの体を楽しめそうだ。
それでは・・・
「ムヒ☆桐生まどか、今からストリップをしま〜す♪」
僕はおどけたようにそう言って、教壇の方へ移動した。
クルッと振り向き、無人の教室を見渡す。
「あっはぁ!みんな・・・あたしのイヤらしい体を見て〜♪」
観客など誰もいないと言うのに、僕はまどかさんにそんな台詞を言わせながらスカートをガバッと捲り上げ、腰を左右にクネクネと振った。
告ってきた男子をことごとく袖にし、百人の男子を失意のどん底に突き落としたなんて伝説さえあるあのまどかさんに、こんな事をさせられるなんて・・・!
「うふん・・・♪天童君にだけは、アタシの本当の姿を見て欲しいの・・・!」
僕は甘い声で自分を誘惑しながら、ブラウスのボタンを外し、まどかさんのバストを剥き出させた。
下から掌を使って、掬い上げる。
ムニュンと柔らかい感触が、掌全体に広がった。
ああっ!なんて柔らかいんだ・・・!
僕は貪るように、まどかさんの胸を揉みまくった。
邪魔なブラを脇に放り捨てる。
床に寝そべり、股を大きく開いて股間に手を伸ばす。
「ん・・・っ!ま、まどかさんのアソコが濡れてる・・・!」
ショーツの上から指でアソコを摩っていると、たちまち割れ目がパックリと開き、ショーツがアソコに食い込んだ。
「も、もう駄目だ!!」
我慢できなくなり、僕はショーツを足首まで一気に擦り下げ、指を割れ目の中へと挿入した。
「ああん!いい!いいわぁっ!!」
クチュクチュと指を出したり入れたりしながら、僕は本物の女の子のようによがり声を上げた。
教室で、学園の女王が恥ずかしげもなく股間を剥き出しにして自慰をしているなんて・・・なんて興奮するシチュエーションなんだ!!
まどかさんが生み出すイヤらしい音だけが、教室に流れる。
散々彼女の体を堪能した後、僕はまどかさんのケータイを使って、潮を吹いたばかりのアソコをカメラに撮り、それを僕のケータイのアドレスに送信した。
よし・・・一人目イタダキ!
さて――次は誰にしようかな・・・?
<おしまい>
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